読書9「他人の心は「見た目」で9割わかる!」(2011年11月15日 第1刷/多湖輝)
昨日,ブックオフで15冊の本を購入した。
ほぼ衝動的に購入した。
そのうちの1冊を風呂に浸かりながら読み終えた。
文庫サイズの本を久しぶりに読んだが,ページ数に対して読み進めるスピードが,大型本や中型本に比べて圧倒的に早い。
全部で293ページあるが,約1時間半で読み終えた。
およそ,3.2ページ/分である。
こうして数字にしてみるとあまり早く感じないが,いつもよりは早い。
文字数が少ないので当たり前といえば当たり前なのだが,本のページをめくるのがいつもより早い快感や,読み終えた達成感を比較的簡単に手に入れることができるので,文庫本もたまにはいいなぁと見直した。
さて,前置きが長くなったが内容に入る。
タイトルは課題広告として,最初から見た目だけで9割も分かるはずがない,という前提で読み進めていた。
ハードルを下げていた結果かもしれないが,役に立ちそうな情報や,面白おかしく、分かりやすく書かれている文章に好印象を抱いた。
項目を細かく割って,それぞれのテーマについて2、3ページで紹介するというシンプルだが,非常に効率の良い文書構成になっていた。
ネット上でもよく見かける,心理テストくらいの気持ちで本書を読むと楽しめると思う。
中学生,高校生の頃にこういったジャンルの文庫本を好んで読んでいたが,大学の図書館で専門書に出会ってから、難解な文章にこそ価値があるみたいな感覚になっていた。
しばらく手に取っていなかったが,読みやすくて、専門書を読んで(だいたい途中で読む気が失せる)理解できないよりも、こういったライトな本で軽く準備してから、専門書に挑んだ方がいいなぁと思った。
2018年10月21日(日) 1:57