読書27 ②「フラワーアレンジメント」
続き(以下,抜粋&改編)
ヨーロピアンスタイル
トライアンギュラー-平面構成の基本型
・明快な三角形が作るヨーロピアンアレンジメントの代表ライン
・欧米では専ら協会の祭壇を飾る花として,絶対的なデザイン
・祭壇の両側に清潔・華麗・荘厳そんなイメージを漂わせる
・豪華に格調高く仕上げることが大切
【プロセス】
1.180度展開のデザインはまずラインの中心となる1本を,ゆりと蕾とトルコききょうでしっかり決める
2.②③を左右に①に対して90度に挿すが,水平よりごく僅かに角度を下げて挿した方がエレガント。長さは①の半分〜2/30
3.短くカットしたガーベラ④を花器の前面中央にのるように挿す。
4.フォーカルポイント(F.P.)になるアンスリウムを中心に少し前に出るように挿す。
5.⑥⑦⑧⑨…とアウトラインより少々アールを描いて,そるように入れていくことが大切。
6.開いたトルコききょう,中開きのゆりを次々に中心の①から下に2/3・その1/2と間に挿していく。
7.あいだにレースフラワーをかるく,フィラフラワーとしてほどよく埋めてできあがり。
8.ブルーファンタジーはそれぞれのラインのバックをカバーし,ロッカーに繊細な仕上げをする。
【フィニッシュ】
・センターのアンスリウムは左右に振りながら,リズム感よく花の表情を変えながら挿す。
・三角形といっても少しアシンメトリーに,左にアンスリウムが伸びた時は,右はトルコききょうや百合の蕾でしっかりバランスをとる。
・アンスリウムやガーベラ等はっきりした花姿のものは前上向きかげんに生き生きと。
・仕上げの左右のバランスは,少し離れて眺める。
・アレンジするときは大胆に,仕上げは繊細な気配りが大切。
【花材】
・トルコききょう
・てっぽうゆり
・ガーベラ
・ブルーレースフラワー
・ブルーファンタジー
・アレカやし
・ゴットセフィアナ
・デュランタ・ライム
(以上)
こんな感じに花の生け方が記されている。
最後に,この本に記載の生け方の図を載せて終わりにする。
スクエアライン
Lシェーブ
クレッセント
ファウンテン
ホリゾンタルスタイル
パラレル
(図面なし)
マーラリッシュなフラワーケーキ
アウスブライテント風テーブルセンター
(図面なし)
窓辺のひとりごと
スリムなアレンジメント
コンテンポラリー
ピラミッド
2018年12月8日(土) 13:55