映画18「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者」(2015年/115分)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密/350926/
パッケージの推薦文句,キャスト(シャーロックホームズの主人公?)に惹かれて借りた。
(鑑賞後)
これはノンフィクションの作品だったようで,最後のシーンでアラン・チューリングについての経歴が紹介されていた。
またネットで調べたが,さらに好奇心をそそる記事がヒットした。
『アラン・チューリング
「人工知能の "考え方" は我々とは異なる」
最終更新日:2017年6月2日
編集:Yu Goto』
https://andai.co.jp/about-alan-turing/
彼の伝記も出版されているようなので,今度ぜひ読んでみたい。
エニグマ アラン・チューリング伝 上 https://www.amazon.co.jp/dp/4326750537/ref=cm_sw_r_cp_api_7FuXBbTQA463R
この映画の主人公,アラン・チューリングを演じたのはベネディクト・カンバーバッチ。
見終えてから調べて分かったことだが,彼は「SHERLOCK」でシャーロックホームズを演じたことでも有名な俳優さんだった。
私は,「SHERLOCK」での彼の演技,キャラクターが好きだったが,今回の天才数学者アラン・チューリングを演じる彼の演技も最高だった。
知的でクールな印象を与えるルックスと,キャラ設定がマッチしていて,彼がこの映画の世界観をつくっていると言っても過言ではない(あるかも)。
一言でこの映画の感想を言うのなら,「名映画だった」に尽きる。
英国らしい紳士的な振る舞いや,街の雰囲気がよく表現されていて,つい見惚れてしまう映画だった。
『アラン・チューリングとは何者か? 映画「イミテーション・ゲーム」徹底解読』
https://wired.jp/special/2015/imitationgame/02/
また,映像だけではなくメッセージも感情を揺さぶる強いものが散りばめられていて,そこもこの映画が最高だったと言う所以だ。
1人の仲間の兄の命と国の勝利を秤にかけなければならない場面があり,そこではぼろ泣きしてしまった。
戦争とは何なのか。
歴史の教科書に書かれていることや,歴史家が言うことや,政府が言うことが全てではないのだろう。
第二次世界大戦の時のような,政府によるメディアに対する言論統制が今もあるとしたら。
今でも残っているとしたら。
考えられないことではないし,可能性は十分考えられる。
むしろそれがないという可能性の方が低いだろう。
真実を知らないで生きている人間は多いし,私もその1人だろうし,大勢の人間はある種の情報に対して真実を知ることなく生きていくのだと思う。
もし真実を知りたいのなら。
真実に近づくためには,流れてきた情報を鵜呑みにするのではなく、信憑性,妥当性を検討しなければならないし,そのためには論理的思考や,観察眼を養わなければならない。
そのためにできることは何か。
それは,真実を知ろうとする人間なら自ずとやっていることであり,身につけていく類のものであると感じている。
話が脱線したが,要するに私にとってとても好きな映画だったということだ。
最後にこの映画に関する記事や評論などを載せて終わる。
イミテーション・ゲームを観て知った信じられない歴史!!!
2016/12/18 2016/12/29
hiroyu555.top/imitation-game-movie/
イミテーションゲーム よくわからないところ解説・考察・ネタバレ感想
https://hibino-cinema.com/imitation-game/
映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』各界の著名人が語る、映画の魅力と想い
https://www.fashion-press.net/news/12758
人工知能の父「アラン・チューリング」をもっと知りたい
https://cpoint-lab.co.jp/article/201804/人工知能の父「アラン・チューリング」をもっと/
イミテーション・ゲーム 世界から孤立した英雄の物語
https://luckynow.pics/imitation-game/
映画「イミテーション・ゲーム」のアラン・チューリング!実在の天才数学者!現在のコンピューターの基礎を発明した偉大な人物!
https://movie-fan.site/2017/07/01/alan-turing/
2018年10月16日(火) 11:40